1月の料理教室 [料理教室のお知らせ]
野菜の煮込みに、クスクスを添えたお料理です。
これは、1月にワンデーレッスンでお教えする モロッコ料理の中の一品です。
モロッコ人の料理の先生に習ったお料理を マクロビオティック風にアレンジしてのご紹介です。
モロッコには行ったことがないので、モロッコの国のお料理全般がそうなのか、その先生のお料理がそうなのかはわからないのですが、私が何度か通って感じたのは、モロッコ料理は、比較的に さっぱりしていて、体への負担が少なそうだということです。
豆類、粉類、オリーブオイル、レモン、パセリの葉を 多用し、お肉や乳製品の使用は少なめです。
食事にはパンや、麺類が欠かせないのですが、すべて粉からの手作りというのも 私には 魅力的です。
今回のレッスンでは スパゲッティのような乾燥クスクスを 使用してしまいますが、私が実際に習った時は、セモリナ粉から、作るところから始まりました。
セモリナ粉を 粒々に変形させていくその行程は、 新生児の赤ちゃんを扱うような丁寧さで、時間をかけて行われます。
本来のお料理は、時間がかけられているものであって、そんな時間の中に、おいしさが凝結されるんだと 思っている私は こういうお料理を習うのが 大好きです。
と言いながら、乾燥クスクスを使ってしまうのですが、この乾燥クスクスの 調理の仕方にも、それなりの手順があります。
この手順を知っていると、パーッケージの裏に書かれている作り方や、他のレシピに出てくるように、ただ、蒸すよりも、ずっとふっくらとおいしく炊けます。
私のレッスンでは、そんな炊き方を ご伝授したいと思っています。
他には、レンズ豆のポタージュスープ、 レモン風味のドーナッツもお教えします。
モロッコ料理のちょっと気になる点は、デザートも、食後に飲むハーブティーも 極端に甘いことです。
ですから、ドーナッツは、甘さをかなり押さえて、アレンジしてみました。
レモンの酸味と、コリコリのアーモンドが アクセントになって とってもおいしいですよ!
レッスンには入っていませんが、ライ麦をたっぷり入れて作るライ麦パンと、お食後のミントティーも おつけします。
お料理の写真とレッスンの詳細は、オリジナルホームページ、あるいは、料理教室検索ガイド クスパから ご覧いただけます。
12月の料理教室 [料理教室のお知らせ]
12月は、11月に引き続き、おせち料理を お教えしています。
写真は、メニューの中のひとつ、“ 黒豆 ” です。
この “ 黒豆 ” は、秘伝にしておきたいような 黒豆なんです!
一流料亭の 板前さんから 伝授してもらったレシピを基本に
私流にアレンジしたしたものです。
いつも言っていることですが、本当においしいものは、簡単には できません。
それなりの時間と手間が かかっています。
その行程で、作り手の気持ちや 気が そのお料理の中に 入り込みます。
この黒豆も、そんなお料理の一つで、これを食べると よその黒豆が 物足りなく感じられてしまいます。
できあがるまでに3日~5日要するので、レッスンでは、全部の行程をお見せすることはできないのですが、詳しく書いたレシピを見て ポイントを押さえながら その作り方を ご紹介する予定です。
他のメニューは、
紅白なます
きんとん
お雑煮
です。
11月のクラスでお教えした “ 野菜の炊き合わせ”、 “伊達巻き”、 “田作り”、 “押し寿司”を 加えると、
大きな海老や、かまぼこ、数の子など入らなくても、充分 華やかなおせち料理に仕上がります。
レッスンの詳細や写真は、オリジナルホームページ、 料理検索ガイドクスパ から ごらんいただけます。
一生物の レシピ、是非 習いに来てくださいね!
11月の料理教室 [料理教室のお知らせ]
あと2ヶ月もすれば、年末がやってきてしまいます。
年は、年々 早く過ぎ去ってしまいますね~。
でも、こういう風に思えるのは、幸せなことだなあを 思います。
そして、実際、「幸せだなあ~。」 と実感することが 日に日に多くなってきました。
物質的なものが離れていけばいくほど、幸せと思える気持ちが湧き上がってくる、
そんなことを発見できたのも マクロビオティックのおかげかなと思っています。
年の瀬の話に戻りましょう、、、。
新暦の新年に備えて、料理教室では、11月と12月は、マクロビオティック風おせち料理を ご紹介することにしました。
おせち料理は、江戸時代に庶民の間で広まった と言われます。
三が日の間、台所に入って火を使わずにすむようにと、濃い味付けで、煮含めるお料理が 多いのも うなずけます。
今では、おせち料理は買うものと思っている人も多いようです。
販売する場合は、それこそ、お正月の何日も前に作り始めるため、昔同様、濃い味付けにするか、持ちをよくするために、保存剤の類を入れる、あるいは真空パックすることになります。
そんな何日も 前に作ったおせち料理、わざわざ 高いお金を払って買って食べる気には なれません。
それだったら、数品でいいから、手作りして あとは、お餅だけあればいいんじゃないかなあと 思ってしまいます。
お料理をするためには、そのための時間を どうしてでも作ってしまう私は もちろん、おせち料理も 手作りです。
写真は、動物性食品、白砂糖は使わずに作った おせち料理です。
(田作りや伊達巻きも見えますが、小魚も卵も使っていないんですよ。)
2ヶ月に分けてお教えしますので、写真のような完成品を作りたい方は、ワンデーレッスンを 2ヶ月続けて、取って下さいね。
11月に紹介するお料理は、オリジナルホームページに内容と写真を載せていますので、
どうぞ、そちらをご覧になってみてください。
10月の料理教室 [料理教室のお知らせ]
10月のワンデーレッスンのお料理をご紹介します。
まずは、ピタパンです。
ピタパンは このブログでもレシピとして公開していますが、私が最も頻繁に作っていた パンです。
そのよさは、レシピの記事に 書いているので読んでみてください。 (でも、レシピがあるから、習う必要はないな なんて思わないでくださいね。 パン作りは、やっぱり、実際に見て触って習わないと こつがわからないですから。)
ぱりっとさせたピタパンも おいしいですが、今回は、ふんわりと柔らかいピタパンを焼きます。
中に入れるものは、当日のお楽しみです。
ピタパンのサンドイッチには欠かせない 豆腐マヨネーズです。
ピタパンだけではなくて、野菜や雑穀と和えたりして食べても おいしいです。
最近では、いくつかのメーカーが、商品として出していますが、商品化されている加工品は、 添加物や化学調味料は 入っていなくとも、画一的な商品にするために いろいろなものが入りすぎていて、私には不自然な味に感じられます。
手作りの豆腐マヨネーズは、フレッシュな味で、ずっとおいしいです。
ただ、持ちが短いのが難点なのですが、私は、3倍くらい持ちを長くするために、ある工夫をしています。
それは、何でしょう?
料理教室に いらして下されば、わかりますよ!
9月の料理教室 [料理教室のお知らせ]
写真は、9月の “英語でお菓子作り” でお教えする 「米粉のケーキ」 です。
米粉で作るケーキは、小麦粉で作るケーキよりも、しっとりしていて やさしい食感がします。
そんな 米粉ケーキ、一般のパウンドケーキのように、卵、バター、白砂糖を使わずに作ります。
(私のクラスで作る料理、お菓子は すべて動物性食品なしです。)
写真のように、手作りのスモモジャムで、おしゃれにデコレーションをして、お皿に盛り付ける予定ですが、今から、子どもたちの 喜ぶ顔が目に浮かびます。
今、来てくれている子供たちは、お菓子を作って、食べられるのを 毎回 楽しみにして来ています。
目的は、まさに、「 おいしいお菓子を食べる!」 です。
英語なんて、2の次、3の次と いったところです。
でも、それがいいのだと 私は 思います。
語学は、それを目的にして学ぶのでは 体得できにくいし、意味もあまりないと思えるからです。
おすもうさんは、いい例です。
外国から来たおすもうさんは、母国で日本語を学んでもいなければ、相撲部屋に入る前に、1年間、日本語学校に通うわけでもありません。
でも、 皆さん、それはそれは流暢に 日本語を話しますよね。
日本語を勉強に来た学生たちよりも ずっと流暢に日常会話ができます。
目的は、強い相撲取りになること、日本語を学ぶことではないんです。
私はこれが、語学の真相だと思います。
(語学に才能がある人ならば、語学を目的として学習することで、体得できますが、それはごく少数派です。)
最近、小学校から英語の授業を入れるかどうかで 論議されることがありますが、今の日本の学校教育で、英語を導入しても 効果はないだろうなあと 思います。
英語を話せる日本人を育てるには、英語だけではなくて、すべての教育を抜本的に変えるくらいの 試みがなければ 現実味を持たないと 思います。
英語教育のことはこの辺にして、 料理教室の9月のワンデーレッスンのメニューは、どうぞ、こちらから~。