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圧力鍋で炊く玄米 [Recipes, All Seasons 1年通]

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9月下旬から ぐっと涼しくなりましたね。

毎年のことですが、12ヶ月の中で、9月が 一番、その始めと終わりの気温差が 激しいように感じます。

 つい こないだまで、夏野菜やサラダがおいしかったのに、今は、そういったものは 一切 食べる気にならず、温かいスープや、しっかりと火を通した 煮物のようなお料理が 欲しくなります。

ご飯もそうです。

夏の間は、あまり受け付けなかった玄米が、また おいしく食べられるようになりました。

そろそろ 新米も出回る季節になりましたので、今日は、玄米を食べたことがない人、玄米嫌いの人にも 「おいしい!」と 思っていただけるような 圧力鍋で炊く 玄米の炊き方を ご紹介します!

でも、正直なところ、ちょっとめんどくさいと思われる 炊き方かもしれません。

(慣れてしまうと、ちっともそういう風には思わないんですけれど、、、。)

やっぱり、「 おいしい!」 と感じられるお料理は、たいていのお料理が、一手間 かかるものなんです。  

(ちょっと手を抜いて簡単に作るお料理は、そこそこの味になって それなりにおいしいのですが、 やっぱり、手をかけて作ったお料理には かないません。 と、これはわたしが常々 思っていることです、、、。)

そんな 玄米の炊き方に ご興味のある方は、 次のページに進んでくださいね。

圧力鍋で炊く玄米

材料(約6人分)

玄米   3合       水   約550cc     塩  小さじ1/2弱

作り方

  1. 玄米は、よく洗ってから 4時間~24時間、水につけておく。(水の分量適当でいい。)
  2. 水をしっかり切ってから、玄米を 圧力鍋に移し、分量の水、塩を入れる。
  3. ふたを開けたまま 弱火で10分、その後 中火に火力を上げて沸騰してくるのを待つ。
  4. アクが浮いてくるのでそれを網で取り除いてから ふたをして 圧力がかかるのを待つ。
  5. 圧力が しっかりかかったら そのまま1分 強火で がまん。 (ここで シュルシュルと 音が出るタイプの 圧力鍋を使っている人は、たいていの人が、恐くなって 不安になるようですが、大丈夫です。 )
  6. その間に、他のガスバーナーの上に ガスマットを敷き、火をつけて 温めておく。
  7. 1分後、圧力鍋を ガスマットがおいてあるガスバーナーに移し、そのまま 弱火で 20分火にかける。
  8. 20分後、火を消し そのままの状態で、15分蒸らす。
  9. 15分後、圧力が下がったのを 確認してから、ふたを静かに開ける。 (この時、ふたについた水分が ご飯にかからないように 注意してください。)
  10. しゃもじで、ご飯の上下を入れ替えて、空気を含ませるように、やさしく ご飯を切り混ぜる。

ポイント

  • 水の分量に、お米を洗ったあとに浸す分の 分量は含まれていません。
  • 水は、お米を洗うところから、水道水ではなくて、浄水を 使います。 不経済だと思われる場合は、間は 水道水でもいいですから、 一回目と、最後の洗いだけは、浄水を使って下さい。
  • 浸水時間は、季節によって変わります。 今くらいの気候でしたら、(20~25℃)8時間、真冬でしたら 丸一日は、つけておきます。
  • 玄米は、その種類、栽培法、生産地などで、味にも違いが出ますが、時間がたったお米の場合は、その違いよりも、どのようにして 保存されていたかで、 その質に大きな違いが出ます。  湿度や温度が しっかりと 管理された所で 保存されていた お米を 求めましょう。
  • メーカーによって圧力の大きさが異なります。 わたしは、フィスラーやシラルガンを含め、6種類の圧力鍋で 炊いてみましたが、日本のアサヒ軽金属の 「活力鍋」と呼ばれている 圧力鍋で炊いたのが 好きです。

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    http://www.asahikei.co.jp/products_info/zk/index_zk.html       

  • これが  ”ガスマット” です。 熱のあたりをやわらかく、そして均一にしてくれます。         

クッキングガスマット 

最後に、大事なことを、ひとつ、、、。

せっかくおいしい玄米が炊けても、付け合せのおかずに、肉類をつけてしまったのでは、おいしさも半減、バランスも悪くなってしまいます。  

玄米は、シンプルな野菜料理 と 味噌汁でいただいてくださいね。

Happy Cooking !

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