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1月のワンデーレッスンと身土不二 [料理教室のお知らせ]

Daikon 3shoku mix Salad best.JPG

1月のワンデーレッスンで お教えする料理たちの ご紹介です。

まずは、普通なら サイドディッシュとなる サラダですが、私は 今回のサラダを メインディッシュとしました。

だって、このカラフルな綺麗さは、ランチョマットの脇の方に置くのではなく、真ん中に ドンと 置きたいからです。

今が旬の 紅芯大根、緑大根、普通の白い大根をミックスした 大根サラダです。

ドレッシングソースは これも 今が旬で 今年は大豊作の 柚子を使った、黄色、鮮やかな 柚子ドレッシングです。 

野菜の方は 写真を見ての通りなので、ポイントは、この柚子ドレッシングになります。

マクロビオティックの料理の 大きな特徴の一つとして、

「その土地で取れた その季節の産物をいただく。」 ということが あります。  

身土不二” という言葉で 表現します。

ベジタリアン、ビーガン料理は そこのところ、ほとんど気を使わないで 野菜ならOK, 動物性食品を使っていないならOK といったところですが、

マクロビオティックは、自然を尊重した生活法なので、"身土不二" なしでは 語れません。

今回のこのサラダも、 きれいに仕上げるために スーパーで売っている野菜を あれこれ 組み合わせるわけでは ないんです。

私は スーパーで買い物する ということが滅多にないので、今回のサラダの材料も、地元の無農薬農家さんから、購入しています。 

今ある地元(あるいは日本)の露地野菜を使って、何ができるかな?と 考えるわけで、決して、作るものを決めて、材料をあれこれと そろえるわけでは ありません。

などと、偉そうなことを言っていますが、若いころの私は、料理好きを自称していたにもかかわらず、どこかで新しい料理に出会うと、これも作りたい、あれも作りたい と 作るものを決めて、材料を あちこちから調達していました。 

質のいいものをというのは、常に気にしていたものの、季節がなんだろうが 外国の物だろうが 一切 構わずでした。

シンガポールという 多くの国の人が集まり、季節のない国では、仕方がない部分もあった と思います。

でも、日本に帰って来てからは、改めて 日本の野菜や果物の豊富さ、おいしさに 目覚め、

 "身土不二"の食事をすることが、非常に 容易だと 気がつきました。

そんな土地柄ですから、何も 外国のものを食する必要は ありません。

日本の自給率は40%にも満たないから 外国のものを入れなければ みんなが食べていけないんだよ。と言われそうですが、私は そんなことはないのではないかなと 思っています。

実際、日本の食料の廃棄率は 世界一だそうで、輸入しているにもかかわらず、たくさんの食料を 廃棄しています。

多くの人の日常食になってしまった コーヒーやバナナ、そして その後も体にいいからという宣伝文句でやってきて、これも当たり前になりそうな オリーブオイルやココナッツオイルなど、なければなくてもいいようなものを 大量に輸入して、伝統的な日本の食材を 衰退させています。

輸入せずに できるだけ 日本の食材だけで自給していこうという姿勢があれば、自給率は 上がるはずだと思います。

安いからとか 体にいいからとか いろいろな理由をつけて 輸入に頼るのは、愚かなことに思えます。

こんなに素晴らしい伝統的な食材を 持っている(いた)のですから、それを衰退させないように 対策を講じる、それが より大事だと思います。 

そして 私たち個人は 安さ、便利さに 釣られずに、質素でもいいから、地元や日本の食材を使って 家庭で料理するように、変えていけばいいのです。 

マクロビオティックの身土不二の観点から 自給率、食材の輸入に関して、私が思っていることに ちょっと 触れてみました。

1月のワンデーレッスンの他のお料理は、こちらから、どうぞ~。

Sobanomi Soup best.JPG

そばの実のスープです。

そばの実のツブツブ感と トロ~ンとした 粘液性が 個性的で おいしいスープです。

蕎麦は、寒冷地で育つ陽性な穀物です。 陽性なものは、体を温めてくれます。

蕎麦というと、粉に挽いて、こねて ひも状にして食べるのが 一般的ですが、こんな風に、そばの実を そのまま いただくのは、より 健康的です。

マクロビオティックでは ”一物全体” と言って、そのものを すべていただくのがいいという 考え方も あります。  粉にしてしまうと、酸化もすぐ始まりますが、粒のままだと そんなこともなく より完全です。

Tohu Open Sand best.JPG

豆腐の照り焼きです。

豆腐の照り焼きは、おいしいです!  

ごはんと一緒に、パンにはさんで、あるいは そのままと いろいろな食べ方が できます。

肉食から菜食にスイッチした人は、肉代わりにと、大豆グルテンの加工品を 多用する傾向がありますが、

小麦のグルテンだけを取り出して作る加工品は、決して 自然なものでは ありません。

身体にも負担になると 私は感じているのですが、その点、お豆腐や大豆で作る料理は、そんなこともなく、

いろいろなお料理に変身してくれますし、ずっと おいしく感じられます。

この 豆腐の照り焼きも 多くの方に 満足していただけると思います。

レッスン時、写真のように、パンの上にのせるかどうかは、未定です。

Ringo & Flakes best.JPG

デザートの、煮りんごと玄米フレークの豆腐クリームがけです。

玄米フレークか穀物フレークを使うので、簡単なデザートです。

上にかけている豆腐クリームの 作り方が ポイントになると思います。

レッスンの詳細は、

オリジナルホームページ

あるいは

料理教室検索ガイド クスパ のサイトを ご覧くださいね。


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