シンガポールでの料理教室2015June [料理教室の様子]
今日は、6月の下旬に シンガポールで行ってきた 料理教室の様子を アップします。
今回も、日本人会で 日本人のクラスと、Organic Livingとのコラボで シンガポール人のクラスを 行ってきました
まずは、平日に行った 日本人会の料理教室の様子から、、、。
シンガポールの日本人会に入っている人は、やはり駐在員が多いので、参加される方は、その奥様達がほとんどです。
日本で仕事していても、シンガポールに来ると 専業主婦になるので、レッスンも 平日に集中します。
担当の山内さんによると、最近は、若いご家族が多くなったとのこと、集まった方を見て、なるほどと思いました。
前回は、かなり時間をオーバーしてしまい、お子さんのお迎えがある方は 食べるのもそこそこに 急いで持ち帰りとなり、私は大反省、今回の課題は、3時間という短い時間で 完結させることでした。
どうにか 皆さんでお食事することができ、ホッと 一安心のクラスになりました。
これも、てきぱきと 協力して 料理、盛りつけ、後片付けを こなしていった 参加した皆さんのおかげです。
日本人の こんなところは、ほんとうにすばらしく 感激ものです。
私が、料理教室を始めたのは、シンガポールにいるころで、シンガポール人、外国人相手でした。
また、いろんな学校、個人宅で 他の方の料理教室にも参加していたので、 知らず知らずのうちに、そういうのが 料理教室なんだと 思うようになっていました。
そういうのというのは、、、
デモンストレーションタイプで、レシピをもらって 作るのを見て、サンプルを食べて、後片付けはなし というパターンです。
ですから、日本人相手にお料理を教え始めた時は、感動と言っても大げさでないくらいの気持ちになりました。
私だけではなく 日本で 料理を教え始めた外国人みなさん、 同様に感じるようです。
知らない人が集まっても、自然と協力して てきぱきと 作業を進めていくというのは、正に 日本人ならではです。
そして 片づけを 最後まできちっとするのが、一番 感激するところです。
今回 お教えしたメニューは、
豆腐ときのこのキッシュ、
ひじきと野菜のサラダ雑穀ドレッシング和え、
トマトの簡単スープ、
マンゴのスコーン、
それと 穀物コーヒーを紹介しました。
(純粋なマクロビオティック料理ではなくて、マクロビオティック料理とビーガン料理を 混ぜ合わせたようなお料理です。 )
「おいしい!」との声が 聞こえてきて、ここで また一安心!
時間内には終わりましたが、やはり、足早だったので、前回のように マクロビオティックについて ゆっくり お話をすることができず、 お料理の過程で 多少触れたくらいで、それが ちょっと心残りです。
今回も マクロビオティックは 初めてという方がほとんどでしたので、皆さん、少しづつでも、実践していってくれるといいなと 思いました。
次は、"Organic Living"とのコラボで行った "Lohas"においての 様子です。
Lohasの場所は、思っていたよりも狭く 前日に訪れた時には
「わあ、ここで料理するのか~」なんて 思ってしまったのですが、
Lohasの方たちが、こうすればいいああすればいいと アイディアを出して 動いてくださったので、
帰る時には、「だいじょうぶ、ちゃんとできる!」 と 思えていました。
料理は、デモンストレーションスタイルで、桜もちを丸めて、桜の葉で包み、桜の花をデコレーションするところだけ 一人一人に やっていただきました。
他のメニューは、
野菜ちらし寿司
ちらしずし用の 炒り卵風です。
ひじきと雑穀入り野菜サラダ
(予定では ”れんこんと豆腐ボールの揚げ出し” だったのですが、揚げ油の事で、 いろいろと議論した結果、やはり、揚げ物は体に良くないから やめよう!という結論に達したのです。)
磯海苔のお吸い物です。
Organic Living は "Veg School" がスポンサーになっているので、参加者も半分以上は Veg Schoolの栄養のコースを修了していています。
ですから、食事の内容が、体にとっていかに大切であるか、菜食料理のよさを すでに 知っていらっしゃるようでした。
Macrobiotic は あまりよく知らないという方がほとんどでしたが、この機会に マクロビオティックの事を知ろうと、私の話を 真剣に聞いているのが、ジンジンと 伝わってきました。
私が住んでいたころは、Macrobiotic Society というものがあって、私は、そのメンバーから マクロビオティックを 教えてもらったのですが、今は、消滅してしまったようです。
ですから、教えてくれる人も いないのだそうです。
小さな部屋で 距離が近かったこともあり、食事とトークの後は、おしゃべり感覚で 質問が 次から次へと 出てきました。
それらに一つ一つ 答えていたら 4時間の予定が 3時間も延長してしまいました。
実は こんな機会は 少なく、私は 話をするのも あまり得意ではありません。
もっと勉強して もっと感性を磨いて もっと大きくなって、
より多くのものを伝授できるようになりたい!と思いながら、Lohasを後にしました。
そして 宿泊先の友人の家まで ゆっくりと 歩いて 帰りました。
その道は 住んでいた家からも近かったのに、考えると そこを歩くのは 初めてなことに 気がつきました。
こんな風になって、またシンガポールを訪れるなんて 思いもしなかったなあ、 人生っておもしろいなあ!と、思いながら 空を見上げた時に 目に入った木です。
この木は、私が住んでいたころも あったはずです。
シンガポールは 目まぐるしい勢いで変化していますが、この木は、そんなことには目もくれず、ゆっくりと 成長を続けているのでしょうね、、、。
あまりの忙しさで いっしょに写真を撮るのも忘れた 一番の功労者、Siaw Wei シャオウェイです。
彼女は、今回のワークショップの段取りを ほとんど一人でこなしてくれて、
当日は、早朝から そしてクラスの間も 野菜を 切り続けてくれました。
(私の料理は 野菜を切る作業が多く、それも17人分用意するというのは、大変な作業です。)
とっても Sweetな Siaw Weiの おかげで 喜んでいただけた Lohasでの 料理教室でした。
付け足しに、、、
付け足しに、、、
冒頭の写真は 2階建てバスの 2階最前列から撮った シンガポールの道路の様子です。
最初は、シンガポールを象徴するのは、マーライオンかなと思ったのですが、よく考えると、私にとって 一番 日常の生活に密接していて シンガポールを象徴しているのは、道路かなと 思い、その写真にしました。
行動的だった私は 住み始めた当初から、マニュアルの車に乗って 狭いシンガポールを 西へ東へ 南へ北へと 時には国境を越えてマレーシアのジョホールへと 移動していました。
最初は、シンガポールを象徴するのは、マーライオンかなと思ったのですが、よく考えると、私にとって 一番 日常の生活に密接していて シンガポールを象徴しているのは、道路かなと 思い、その写真にしました。
行動的だった私は 住み始めた当初から、マニュアルの車に乗って 狭いシンガポールを 西へ東へ 南へ北へと 時には国境を越えてマレーシアのジョホールへと 移動していました。
その頃、シンガポールの道路は 運転するには とても 快適でしたから、、、。
道路は広く、通りは一方通行、通行人は滅多にいなくて、電信柱なんていうものも存在しませんから、見通しが いいんです。
今は、人口が倍以上に膨れ上がり、道路も増えたものの、車の数がそれ以上に増えて、通勤時間は 交通渋滞が日常茶飯事になってしまったようです。
ちなみに、シンガポールでは、政府が 車の数を増やさないようにするために いろいろな対策をとっています。
車は びっくり仰天するほどの高さです。 日本では家が買えてしまいそうなくらいですが、それでも、車の数は 増えるんですね。
今回の訪問でも、「シンガポールは、元気だなあ、 不景気なんてどこ吹く風だなあ。」という印象を 持ったのですが、実際 どうなのかは よくわかりません。
偉大なる建国の父、Lee Kuan Yew が 去年この世を去り、これからのシンガポール、どうなるのかなあと ちょっと 心配な気持ちにも なります。
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