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ボボチャチャとNUSアーツキャンティーン [Recipes Sweets スウィーツレシピ]

 Bobo Chacha best.jpg

シンガポールに住んでいる頃に、私が一番好きだった デザート、ボボチャチャです。

ココナッツミルクの中に、サゴパールや タピオカ芋、さつま芋などが 入っています。

どこの ホーカーセンター(フードコート)にもありますし、ホテルのコーヒールームのメニューにも入っていたりします。

私が一番好きなのは、NUS,シンガポール国立大学のアーツキャンティーンの ボボチャチャでした。

シンガポールに暮らした最初のころ、10年間に渡って 私は この大学で 仕事をしていました。

大学のキャンティーンとはいえ、一般のホーカーセンター並みに いろいろな料理が楽しめる上に、値段が安くて おいしいと 三拍子で 私は ここのキャンティーンが お気に入りで, 仕事に行くたびに 食べていました。

ここの ボボチャチャは、とってもシンプルだったんです。

冒頭の写真のように 具だくさんではなくて、グレー色のタピオカと オレンジ色のさつま芋が 数個だけ、サゴパールも 数えるほどしか入っていないのですが、逆に そんな具の少ないところが 好きでした。

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他の人のブログから借用しましたが、NUSのボボチャチャは こんな感じでした。

小さなボールに 取り分けた具材とココナッツミルクの上に、カキ氷が ふんわりと かかっていて、

冷たい ココナッツミルクの汁を スプーンで 口に運ぶと、「おいしいなあ!」と 幸せな気分になったものです。

その頃は、缶入りや パッケージに入ったココナッツミルクなどはなくて、ココナッツミルクと言えば、ココナッツを砕いて、その白い実を 機械でくだいたものを 絞って使うのが 当たり前でした。

いつのころからか、シンガポールでさえも、レディーメードが 主流になってしまったようです。 

2年前に 8年ぶりに訪れた際、どこのお店に行っても、缶やパッケージを使っているとの答えで がっかりしてしまいました。  

お菓子や料理の材料に使う分にはいいのですが、こんな風に、ココナッツミルクの味が ストレートに出てくるデザートは、やっぱり、絞った本物のココナッツミルクを 使ってほしいところです。

シンガポール大学の アーツキャンティーンは、その後、訪れたことがないのですが、きっと、今も 存在しているのではないかと思います。 (もちろん、建て替えはしていると思いますが、、、。)

もし、シンガポールへ旅行する方は、旅行名所だけではなくて、このシンガポール国立大学を訪れるのも 面白いかもしれませんよ。

シンガポールの ひとつの側面を見ることが できるはずです。

(私の第一印象は、学生が真面目で よく勉強するなあ、日本の大学生とは大違い、まだ大学を卒業して数年しかたっていなかった私は、自分を恥じる気持ちになったものです。)

ボボチャチャのレシピは こちらから~。 

材料

ココナッツミルク 200cc    てんさい糖   大さじ4

水        200cc            塩     小さじ1/4

さつまいも    適量     黒豆    適量

かぼちゃ     適量      パールタピオカ 適量

作り方

  1. さつま芋とかぼちゃは 蒸してから、適当な大きさに 切っておく。
  2. パールタピオカは たっぷりのお湯で、柔らかくなるまで 茹でる。 柔らかくなったら、ざるにとって 流水で 洗っておく。(おそばやソーメンを茹でた時と 同様の要領です。)
  3. 黒豆は、柔らかくなるまで、煮ておく。
  4. 鍋に ココナッツミルク、てんさい糖、水、塩を入れて、火にかける。 ブクブク沸騰させないように 注意して、かき混ぜながら 温める。 沸騰直前で 火を止め、冷ましておく。
  5. ボールに 準備していた さつま芋とかぼちゃ、黒豆、タピオカパールを入れて、ココナッツの汁を注ぐ。

ポイント

  • ココナッツミルクは、缶を利用すると 簡単です。 でも、手のかかることが 苦にならない方は、乾燥ココナッツを熱湯に入れて、ブレンダーにかけて それを絞ると、より、本物っぽい ココナッツミルクが取れますよ。 
  • タピオカパールは、大粒の場合は 長いこと茹でなければ 柔らかくなりません。 
  • タピオカパールは 省略してもいいですし、代わりに、アワ、キビなどの雑穀を使っても おいしいと思います。
  • 黒豆の代わりに、小豆でも いいです。
  • てんさい糖を入れると どうしても 茶色っぽい仕上がりに なってしまいます。 もし 真っ白い色にしたいならば 代わりに アガペシロップを使うといいでしょう。
  • もし、カキ氷の器械があれば、上に少しかき氷をのせると、うだるような暑い日には 一層 おいしく食べられます。 

HAPPY COOKING !


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