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1月の料理教室 月暦の正月 [料理教室のお知らせ]

Popiah 2015 best(5).JPG

日本に住んでいる頃は、お正月が1月1日なことに 何の疑問も持たずに お正月をお祝いしていました。

ところが、シンガポールに住み始めると、シンガポール人の人たちに どうして日本のお正月は1月1日なのか聞かれるようになりました。

お盆やお月見は シンガポール同様 月暦のカレンダーでお祝いするのに、どうして お正月はそうじゃないのか、不思議に思うようでした。

そんな質問を受けて 私も初めてそれに関して調べてみたのです。

(お正月に限らず、日本に関しては 多くの事を聞かれる立場となり、20代半ばにして いかに自分は日本の事を知らないかということを認識しました。 そしてシンガポールの人たちに うまく説明できるようにと、日本の事を 勉強するようになっていきました。)

お正月に話を戻すと、新暦で祝うようになったのは1873年(明治6年)からです。

140年ほどの 短い歴史ですね。 

どういう経緯で変えられたか、どのようにして浸透していったのかなどは、調べていくといろいろと出てきますので、ここでは それらに関しては 書かないでおきます。

でも、ただ言いたいのは、新暦でお祝いするのはなんかおかしい! 月暦でお祝いした方がお正月らしい!!

ということです。

毎年お正月には 干支がもてはやされたり、年賀状には ”迎春” などと書かれたり、七日が来れば 七草粥だと騒いだり、どれもこれも、新暦では とんちんかんなものばかりです。 

日本の伝統的なお正月だからと 取っておきたいそんな言葉や行事は 旧暦に従わなければ 何の意味もなくて 客観的に考えれば 滑稽極まりないんです!

今年の 日本の本当のお正月は 2月19日の新月にやってきます。

世の中のお正月は終わっているので、気分的には盛り上がらないかもしれませんが、初日の出もゆっくり見れますし、しっとりとした気分で 初詣もできますよ!

お正月論はこのくらいにして、2月の料理教室のお料理のご紹介しましょう、、、。

シンガポールでは、Chinese New Year あるいは Lunar New Year と言って、旧正月をお祝いします。

いろいろな人種の人たちが住んでいるので お正月は1年に何度かあるのですが、中国系の人の人口が一番多いので、Chinese New Yearは、1年の中でも 一番大きくて、長い祝日です。

私は 毎年、子供たちと一緒に 友人の Jas のお母さんが、何十人もの親族を呼んで開く Popiah Partyの お招きに あずかっていました。

Popiah Party 楽しかったなあ!と 懐かしく思い出します。

テーブルに広げられた具材を クルクル巻いて 食べるポピアも おいしかったけど、 

大家族が一堂に会してお祝いするあの雰囲気、子供たちもたくさんで賑やかで なんか幸せな気分になります。

今となっては 映画の一シーンのように思い出す光景となりましたけど、、、。

今年は、ポピアの皮の作り方も お教えすることにしましたよ。

Popiah Skin best.JPG

ポピアの皮は 夏にご紹介したRoti Prata,ロティプラタ同様、ちゃんとしたのを作るとなったら、素人ではできません。 プラタマンがいるように、ポピアレディーという職業が存在するくらい、その道を究めなくてはなりません。  

私も、ポピア専用の鍋まで購入して 何度も挑戦しましたが、全然うまくできませんでした。

ですから、本格的な作り方は あきらめました。

そして まるっきり違う方法で そこそこの皮を作るという手法に変えました。

今回は そんな方法を ご伝授いたします。

Popiah spread best2015 (3).JPG

中に巻くものは、本来のポピアのように エビ、お肉、卵は入れないので、いろいろなお野菜がメインです。

でも、生野菜だけではなく それなりに味わい深いものになるよう、秘密の具材もいくつか入れています。

手作りのポピアスキンに こんな具材をたっぷり巻いて食べる ポピア とっても おいしいですよ!

 Tang Yuen best.jpg

デザートの Tang Yuenタンユエン です。

ポピアの後のデザートには ぴったりです。

白いおだんごの中には、3種類の甘いペーストが入っています。

こちらも、ほっぺたが落ちそうなくらいおいしいです!

是非、こんなお料理たち、習いにいらして下さいね!

料理教室の詳細は オリジナルホームページ 料理教室検索ガイドクスパを ご覧ください。


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