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げんきの木 小川町 [レストラン・店]

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有機農法の里ととして名を馳せる埼玉県比企郡小川町にあるカフェです。

1日限定10食のランチセットには玄米、野菜たっぷりのスープに、お野菜のお料理が数品、そしてプチデザートがついてきます。 

もちろん、お野菜は小川町の有機野菜です。

Genkinoki 2011Jun10 (1) reduced.jpg  Genkinoki 2011Jun10 (2) reduced.jpg

最初にランチをいただいた時、味付けは薄め、火の入れ方は軽めで、まさにKushiのマクロビオティックのお味だなと思ったら、思った通り、店主の田中さんは、クシアカデミックでマクロビオティックを勉強したそうです。 暑さがこたえてくるような季節になると、こんなあっさりしたマクロビオティック料理がおいしく感じられます。 下の写真は豆腐クリームに小豆と桑の実ジャムを添えた食後のデザートです。 とっても優しいお味の豆腐クリームで、お変わりしたくなっちゃうおいしさです。

田中さんは、おっとりとした まだ若くてかわいらしい女性です。 お店で働いている姿を見ると、思わず「がんばってね!」と応援したくなってきます。 

個人で営んでいるお店はどこもそうだと思うのですが、たとえ営業日が週4,5日で、ランチだけの営業といえども、実際は、早朝から夜遅くまで仕事に追われています。 定休日だってお店がお休みではあっても、経営者はお掃除や仕込があってゆっくりやすめなかったりするものです。

そんな事情が私はよくわかるので、お料理が遅く出てきても、心がこもったおいしいものを食べるには、待つのは当たり前、行ってみたら臨時休業だったなんてことがあっても、ずっと続けて欲しいからそれも仕方ないと思えます。  

使用する質のいい食材のことを考えたら、ランチのお値段も安すぎるくらいなんです。 

げんきの木さんも、これまで紹介した他の小さなお食事処やカフェもそうですが、食材の質だけをとっても、ごく一般の飲食店の2~3倍もの価値があります。 それに加え、調理の手のかけ方、気持ちの入れ方を加味したら、それ以上の価値があると私は思います。  でもそんな値段にしたらお客様が躊躇しちゃうから1000円とか、せいぜい1500円で提供しているわけです。 

こんな安いお値段で、こんな心のこもったお料理を本当にありがとう!と思うので、 いつも心から「ご馳走様でした。」 と言って帰ってきます。 (そんな私ですが、心のこもっていないお料理や、サービスには手厳しく、そんな時は、「ご馳走様でした。」の言葉も出てこず、なんて無駄な食事をしてしまったんだろう!と、とっても損をした気持ちになるんです、、、。)

「げんきの木」さんでは、小川町の有機野菜や、越生町の豆腐工房「みや」さんのお豆腐、その他にも田中さんのお勧めの安心でおいしい食材も販売しています。 。(みやさんは、私の一番のお気に入りのお豆腐屋さんです。 みやさんのお豆腐のことは、また他の機会に紹介したいと思います。) 

小川町を訪ねる機会があったら、「げんきの木」さん、是非訪れてみてくださいね。

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