騎崎屋 熊谷 [レストラン・店]
熊谷では私の一番好きな食べ物屋、騎崎屋さんです。
騎崎屋さんは、妻沼聖天山勧喜院の境内の中にあります。 聖天山歓喜院は日本三大聖天様のひとつで、地元の人には聖天様と言って親しまれているお寺です。
写真を見てもお分かりのように騎崎屋さんは昔ながらのおやすみ処と行った趣の、とっても落ち着く空間です。 中には畳席とテーブル席があり、畳のほうにはこの時期 コタツもおいてあるんです。 家にコタツはないので、騎崎屋さんに行くと、決まってコタツ席に座って、コタツにくるまり、「あ~、コタツっていいなあ!」と幸せな気分になります。
秋から冬にかけては、あったかいお汁粉がお勧めです。 写真の映りは今一なのですが、小豆がおいしく炊けていて太鼓判押しのおいしさです。
春にはお汁粉が桜白玉団子に変わります。 ピンク色の白玉団子は食紅なんかではありませんよ。 桜の花びらから出した桜色なんです。 スプーン置きも桜の花びらを使って、春気分満開です。 入り口には桜の木もあるので、桜の季節にはそれこそお花見しながら味わえます。
お味がまた絶品なんですよ。 白玉団子は、どうやったらこんなおいしいのができるのかしらと思うほど、こしがあってモチモチとしています。 教えていただけるかしらと何度か奥さんに聞いてみたのですが、いつも上質な白玉粉を使っているからだとおっしゃいます。 私も上質な白玉粉を使っているのですが、騎崎屋さんほどおいしいのはどうやってもできません。 上にのっかっている小豆が、また上品なお味でたまりません。
写真を見ると震えてきちゃうかもしれませんが、夏には熊谷では「雪くま」と呼ばれるカキ氷、騎崎屋さんのは最高です!! かき氷に関しては、もっと詳しく書きたいのですが、もう少し暖かくなってからページを改めて書こうと思います。
また騎崎屋さんでは、春には、お花見コンサート、月見草が咲く頃には、月見草コンサート、お月見の頃にはお月見コンサートなども催しています。 そんな時には、おうどんかおそばに、その季節の甘味がデザートとして出てきます。 生の音楽を聴きながら、 騎崎屋さんの心のこもったお料理を食べるのも魅力的です。
妻沼では、定期的にものつくり市を催しています。 通りや通り沿いにあるお店に場所を提供してもらって、一般の人々が手作り作品を並べて市をするんです。 そんな時は、騎崎屋さんの入り口もお店屋さんに早変わりです。 バッグあり、工芸品あり、アクセサリーあり、パンやクッキーなどの食べ物あり、どれも個人が作った手作り作品で、温かみが感じられ、私はいろんな物が欲しくなってしまいます。 次回の物作り市は4月23日と24日にあるようですよ。
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