縦に見る陰陽論 [セミナー、他の料理教室]
私の愛読書、「月刊Macrobiotique」です。
先週の日曜日に この雑誌に半年ほど前から寄稿している遊座嘉良さんの陰陽論セミナーに参加してきました。
彼はこれまでとは、一歩違う視点から食物の陰陽を見ていて 私は毎月興味深く読んでいます。
今回のセミナーでは、食物の陰陽を「ごぼうは陽性で、じゃがいもは陰性で」というように、野菜、穀物、動物性と分けてそれぞれの項目を横に見るだけではなく、すべての食物をひっくるめて、縦に見ていくことの重要性を話されていました。
要するに、陽性な食事にするだの陰性な食事にするだのと言うのは穀物が基本に据えられているということが前提だということです。
造血作用のある陽性な食べ物である穀物を主軸にして、(穀物と比べると)より陰性な野菜は添える程度にすれば、強い体を作ってくれるのだという風に理解しました。
私は、菜食をするようになってから やせたので 一見ひ弱に見えてしまうようですが、疲れを感じることもなく、体も軽くなって快食快便の毎日です! ご飯が大好きなので、お話を伺って ご飯のおかげかなと思いました。 他にも「そうだな~」と納得するようなお話がたくさんだったのですが、ここには書ききれないので、ご興味がある方は CI協会の「月刊Macrobiotique」で、彼のコラムを読んでみてください。(20103月号より) 来年からは定期的にセミナーも開催されるようですよ。
遊佐さんが今日お勧めしてくださった本の中に、私も読んだ本が一冊だけありました。
福岡伸一さんのベストセラーにもなった「動的平衡」です。
彼の著書は、読むたびに、ス~ッと私の中に溶け込み、マクロビオティックに相通じるものがあるなといつも思っていました。
「動的平衡」は、読み終えたあと、もう一度読みなおしたいと思った一冊でしたが、是非、また読んでみようと思いました。
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